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キミとコイと―…
第8章 未来
家に着き、大きく深呼吸をする。
そして、鍵を開け、そっと家に入る。
電気は全部消えていて、真っ暗だった。
だけど、その中でも可愛い寝息が聞こえてきた。
電気を付け、愛桜が眠っているソファに静かに近づく。
そして、薄くピンク色に色付いた唇にそっとキスを落とす。
一瞬、顔をしかめたが、眠そうな目を擦りながらゆっくり起き上がる。
そして、へにょっとした笑顔で
愛「お帰りなさい、優也」
と言った。
その姿があまりにも可愛くて、もう一度愛桜の唇にキスをした。
(優也side)
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