第8章 未来
愛歌「パパは?」
愛桜「もうすぐで帰ってくるはずよ!」
優也「ただいま!」
愛桜「お帰りなさい!」
愛歌「お帰り!!」
優也「おう!愛桜、体大丈夫…?」
愛桜「うん、今日はちょっと体調が良かったから、腕を振るっちゃった♪」
優也「旨そう!」
愛歌「これは愛歌のだから!」
優也「あっ、ずるいぞ!」
そんな会話を微笑みながら聞いていると―…
ズキン―
愛桜「っ…いっ……た…」
優也「愛桜…?大丈夫か?もしかして…」
愛歌「ママ……?」
愛歌「ママ……?」
優也「救急車を呼ぼう…愛歌、手伝ってくれるか?」
愛歌「うん」
そんな会話を耳にしながら、私は朦朧とする意識を手放した。
(愛桜side)