第8章 未来

体をゆっくり起こして、優也を見る。


優也は私の目を見て


優「遅くなってごめん…。あと、これ…開けてみて？」


と、渡された長方形の箱。


それを開けてみると……


私が欲しかったペンダントがキラキラと光っていた。



愛「優也、ありがとう！」



そう言って、抱きついた。



優「愛桜、愛してる。」


愛「私も…。」



絡まる視線。



重なる唇。