第3章 ~事のはじまり~
美月side
美月「私は美月。あなたは?」
私は自然を装って彼女の名前を聞き出す。
瑛莉「遠山 瑛莉です。」
いい子ぶっちゃって……………と思いながら、私は話を始めた。
美月「そう、瑛莉って言うのね?」
うわぁ……………
コイツの名前口にするとか、マジ死ぬわ。
美月「いきなりだけどさぁ、瑛莉ちゃんは好きな人とかいる?」
瑛莉「……………ぇええっ!!」
うるさいなぁ………!!
さっさと答えなさいよ。
瑛莉「…………い、います………」
美月「それって………………智でしょ?」