第8章 卒業ーエピローグー
「んな!黒子!なにを言っているのだよっ///」
「あーそーいやー告白されたな、緑間に」
「氷童も今思い出したみたいな口調で言うな!」
「人事を尽くしてなかったから氷童さんにフラれたんですよ」
「だな」
黒子と2人してジトーと緑間を見る。
「うっ…それは…そうだが…」
「緑間っち!いつ、椿っちに告白したんスか!?椿っちは俺のもんスよ!」
「俺はお前の物じゃねーよ」
突っ込みを入れるが聞いていないのかスルーだった。
「えー!!みどりん、氷童ちんが好きだったんだ~」
「あー確かにな~妙に氷童がいるときソワソワしてたしな~」
「初耳だな」
桃井はウフフと笑い、青峰は俺と同様、今思い出したみたいな口調で話し、赤司は本当に知らなかったみたいだった。
「氷ちん~お菓子ないの~?」
すると紫原がぐでーんと俺の肩に顔を乗せてきた。
「え?ないに決まってるだろ?さっきまで袋いっぱいのお菓子食べてたじゃんか」
「終わっちゃった」
「はやっ」
仕方ないと思い、棒つきキャンディーをあげる。紫原は喜んでパクリと食べる。
(なんか、動物みたいだな…)
「皆、バスケ部全員で写真撮るぞ」