第3章 入部
月日が流れ、5月。今日は仮入部一日目。
席替えをして、今は一番窓側の席だけど、隣は…
十邪「なに、このストラップ、キモッ」笑
そう、コイツ。
由女『別に良いじゃん。十邪には関係ないでしょ!』
シャーペンの事件から何かと突っかかってくる十邪。
由女(これの何処がキモイのよ!)
私が持っているストラップは、オジサンのストラップ。
手にはお土産を持っている。←
十邪「お前、仮入部どうすんだよ。」
由女『私はサッカー部のマネージャーになろうと思ってるんだ。』
十邪「へ~…」ニヤッ
由女『え、なに…?』その顔…
十邪「偶然だな。俺も、サッカー部に入ろうと思ってんだよね~」
由女『え!?マネージャーに?アンタが!?』
十邪「ちげぇよ、バカ。選手に決まってんだろうが。」
由女『あ、そっか。びっくりした…』
十邪「で? 何でお前はサッカー部のマネージャーなんかしようと思ったんだよ」
由女『輝にマネージャーやれって言われたから。』
十邪「あぁ、アイツか…」
あれから十邪と輝は話したりするようにはなってるみたいだけど、なんだかいつも歪みあってるような…そんな感じ。
由女(仲良いのかな?悪いのかな?)