第6章 誰の部屋でお泊まり?
ー由女sideー
由女『…よし、準備出来た。』
私は必要最低限の物を鞄に入れて家を出た。
輝の家の前に立ち、少し?緊張しつつ、インターホンを押した。
輝「…おぅ、は、入れよ。」
由女『あ、う、ぅん…』
何故か緊張してしまう私達。まぁ、原因は絶対さっきのなんだけど…
チラッと輝を見てみる。
輝と目が合った。
由女『///』
輝「///」
恥ずかしくて目を逸らしてしまう私達。
いつもならある会話がない。
でも、その緊張感で重苦しい空気を溶かしてくれたのは、凪斗だった。
凪「おー!由女来てたのか!
ん?二人ともどうしたんだ?」
由女『べ、ベツニ何でもないよ! ね?///」
輝「お、オぅ///」
あからさまに動揺している私達。顔も赤いし、日本語も変になってる。
そういうのに凪斗は勘が鋭いから多分…
凪「…何、そのあからさまに何かあったような言い方。日本語もカタコトだし。何があったの」
ほらね、こうなる←