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月が綺麗ですね【シロツメグサ 番外編】

第2章 まったく、世話が焼けるんだから…


『ふふふっ♪』

次の日私は、超ご機嫌で登校していた。
昨日からニヤニヤが止まらないのだ。

だって、ハロウィンにみんなでコスプレが出来るんだよっ!

『昔の血が滾(たぎ)ります!』

そう。
私は中学生の頃、服装によって性格が変わるというそんな馬鹿みたいな設定のキャラになりきってたからね…
間違いなく私の黒歴史。

『どんな感じのコスしようかな〜♪』

まあ、その黒歴史は別として可愛い服とか着るの好きだし♪コスプレくらいなら大丈夫だし♪(自己判断)

『(ミゲルたちの分の服も作ろうかなぁ)』

なんて考えていると何やら人だかりを見つけた。
なんだろう?
人だかりがほとんど女子っていうのが気になるけど…

私は隙間から覗いてみた。

…!!


なんと、その中にはミゲルとヒリウスくんが居た…







しかも、タキシードとメイド服を着ている…だと!?



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