第1章 ホラーなんてかけるのか……
side
『ここ……どこ…?』
目が覚めると大きな赤い絨毯
と
5人の少年
あれ?
私って………確か………家に帰る途中で…
「えーと、、、大丈夫?さっきからボーッとしてるけど………」
『え⁉︎あの…!すいません。あんまり状況が読めてなくて……』
グルグルと頭の中で色々な単語が回っていた時、5人のうちの1人。
茶髪で癖っ毛。そして、優しい雰囲気の人が話しかけてくれた
てか、、、私!頭殴られて気、失ったんだ!!
『誘拐………された…』
「あ”ー!うっせぇーよ!!さっきからぶつぶつぶつぶつ何言ってんだ!!あれか?”考えてること口に出しちゃってましたぁ〜てへぺろ♪”ってやつか⁉︎ムカつくんだよそーゆうの!!」
『っ!!』
赤髪、赤目、の世に言うヤンキーみたいな人
こわっ!!
何この人!こわっ!!
私てへぺろ♪なんて言わないし!!!
「あぁ、そんなに怒鳴ったら可哀想だよ。ごめんね?んー、じゃあ、ちょっと自己紹介しよう。」
ふわっと優しく笑い場を収めてくれる茶髪の人。
この人は……すごいね、場を収めるのが上手だ