第20章 約束*相葉*side
「ん……」
ちゃんの膝の上で
眠ってると夕焼けが目に写って起きた。
ちゃんは首をコクッと
しながら俺の頭を撫でてる。
本当に気持ちよくて、
デートのこと忘れて寝ちゃったなぁ。
「かわいい」
コクッとなってるちゃんの
頬をそっと撫でてみた。
それはマシュマロみたいに
柔らかくて…真っ白なほっぺ。
こんな子があんな力仕事を
やってるなんて…ギャップだね。
『……ハンバーガー……っ!!?』
「痛ーっっ!」
そう寝言を言ったちゃんは
思い切り俺のおでこにゴツンとしてきた。
『痛ーっ…って相葉さん!』
「ふふっ…石頭だなぁ…」
『う……すいません。』
「帰ろっか?」