第11章 俺でもいいなら*リーダー*side
「ふぁ~…」
札幌のコンサートが終わった今日
オイラは眠そうにしながらも
片手に缶ビールが入った、
ビニールを持って部屋に戻っていた。
プルルルル~…
ドアノブに触れようとしたとき
ポケットの携帯ら着信が鳴った。
「ん?ニノ?どうしたの?」
電話先から聞こえるのは
ニノの悲しそうな声
これは何かあったんだ。
「ニノ…ビール飲もう?
俺、行くから…」
携帯を開いたまま
相葉ちゃんにメールしといた。
“ニノの部屋で飲んでくるね”
送信したことを確認して
急いでニノの部屋に向かった。