• テキストサイズ

泣き虫な二人

第3章 小悪魔王子


そして次は二宮さんのソロが始まった。

さっきの姿とは違って
真剣にピアノを弾いて歌ってる。

やっぱり…プロだ…


「照明のリーダーさん、
見とれないで仕事してよー?」


『へ!?』


その声の元を辿ると
それはステージでリハーサルを
してる二宮さんだった。


マイクを使ってそう言ったセイか
スタッフ全員あたしを見る。


『す、すいませーん!』


なんて謝るけど、
ちょっと二宮さんを睨む。


でも、二宮さんは意地悪そうに
あたしを微笑んで見てる。


『…小悪魔め…』
/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp