第29章 待ってる。*相葉*side
「はい」
そう言ってちゃんに
カップを渡して横に座る。
そりゃあ、もう密着。笑
『あ、ありがとう』
「ねぇ…どうすんの?」
一応、聞いとかないとね?
彼氏として…男として…人として…
大輝くんのこと。
『…ちゃんと断ろうかなって…
だって期待させたらダメでしょ?
さっきメールで、
明日会うって約束しました。』
「そっか…。
あ…襲われないでよ?
キスだけでも俺、大変だったんだから…」
そう言うとふふっと
笑ってコーヒーを飲むちゃん
『だいじょーぶですよ。
あたしは…相葉さんに戻ってきますから…
さすがに会いたくない人と
兄弟になるのは嫌ですから…』
あぁ…康介さんだっけ?
そうだよね。
大輝くんのお兄ちゃんだし…
『それに…相葉さんしかいませんから。
もう、あたしを幸せにできるの。』
なんでさ…なんで…
こんなこと言うの?
もう抱き締めちゃう!
『相葉さんっ!?』
「もう可愛いからしょうがない!
ギューーーーっ!」