第24章 嫉妬*相葉*side
『相葉さん?』
休憩時間だったから
ちゃんを空いてる楽屋に
コソッと呼び出した。
「今日…初めて話すね。」
なんて、ちょっと拗ねて…
『あ…すいません。
忙しくて…しかもここ職場なんで…』
「ニノとは話すのに?」
なんて、幼稚なこと言ってみて…
『…やきもちですか?』
「…だったら?」
なんて意地悪する。
『……うれしい』
「はぁ…降参だ…」
でも、やっぱり敵わなくて…
俺からすぐ抱き締めちゃう。
やっぱり器用じゃないから
駆け引きは無理だ。
『相葉…さん…』
「雅紀」
でも、やっぱり
誰よりも特別に感じてほしくて…
そんな要求をする。
『ま……雅…紀』
「」
そしたら彼女の抱きしめる力は
強くなってきて照れてることが分かる。
『…好き』
やっぱ降参だね。