• テキストサイズ

泣き虫な二人

第23章 イケメン青年*二宮*side


撮影の休憩中、俺は大輝くんに
話しかけてみることにした。
何してんでしょうね、俺


「大輝くんだっけ?」


「え…あ、はい」


うわっ…ドキッとしたわ。
なに、この子…


「ちゃんとは…
幼なじみとかなわけ?」


「初恋ですよ。」


時間が止まったと思った。
だって大輝くんの目は容姿とは
違って純粋で真っ直ぐすぎた。



「…へぇ~…初恋ねぇ…」


「まぁ、叶わないでしょうけど…」


「なんで?
イケメンだし頑張ればいけるでしょ…」


そう言うとふふっと笑って
また衝撃的な発言をするイケメン青年


「あいつの初恋の相手は
“俺の兄貴”ですから。」


「じゃあ…ちゃんは…まだ?」


「でしょうね。
きっと忘れようとしてますけど…
でも忘れさせようと思って…

結婚したんですよ。俺の兄貴
あいつの親友と…」


さてさて、どんな修羅場が
待ってるんでしょう?
こんなこと聞いたらさ、
二宮くん…どうしたらいいわけ?
/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp