第21章 大輝くんの登場
あの夢の日はいつのことだったと
思わせるような連日大忙しの仕事
筋肉痛と眠たすぎる毎日
しかも新人の指導とか…
稲葉さんはぜーったいドSです。
相葉さんに連絡も取れてないし…
あっちも忙しいみたいだけど…
コンサートでまた会えるし、
お預けかな?
『はぁぁあ…疲れたぁああ…』
そう言って自販機の前の
ソファーにバタンと寝ていると
鬼の稲葉さんがやってきた。
『あ…相…稲葉さん…』
「お前、今…相葉さん言うたな?
どんだけ愛しいんだか…」
稲葉さんにはちゃんと報告済み
というか嵐さんが報告したらしい。笑
「あ、お客きてたぞ?
一階の受け付けにいるらしいから
早く行ってこーい」
『お客ですか?』
だれ?
もしかして……相葉…さん?