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ワタシのオシゴト

第7章 こくはく


「…」

長い沈黙。

沈黙を先に破ったのは拓斗さんだった。

「いつだ?………」

「覚えてない…」

「どんなやつだ?」

「覚えてない…」

「果奈っ!」

「ご、ごめんなさいっ
その時の事、全部頭の中から飛んでるの…。
怖くて……私…どうしようもできなくて…それで…」

「わかった。もういい。
無理やり思い出させはしない」

「…ごめんなさい」

「果奈は責任感じることない。
待ってろ、今持ってきてやるから」

「…え……?」

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