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ワタシのオシゴト

第1章 就職先が……


『俺の動物園で働かない?』

ネットで知り合った拓斗さんは動物園の園長だった。
就職先がなかなか決まらないという
私の相談にそう、言ってくれた。

そりゃ、甘えさせてもらいましょう!
と『お願いします』って返事をした……。

今日は初出勤。

拓斗さんが近所まで迎えに来てくださるというので
またもやお言葉に甘えさせていただいた。

1台の車が私の前に止まった。

赤い外車。
中から出てきたのはチャラい男の人。
「果奈ちゃん?」
「あっはいっ!」

この人が拓斗さんっっ!

高そうな車、高そうな服、高そうなアクセサリー。
この人、お金持ちっっ!

「俺、拓斗。よろしくな」
「はいっ!よろしくお願い…ひゃっ!」

拓斗さんは私の胸に手を当て揉んできた。
「ちょ、あのっ!」
拓斗さんはそのまま、私を抱きしめると
腰を撫でながらお尻へと手を持ってきた。

「あっあのっっあっ…や…いやぁ……」
「いやらしい声出せんじゃん」
「…え……?」
「身体も予想外だし」
「あの…えっと……」
「よし、行くか」

拓斗さんは私の腕を引っ張り車に乗り込んだ。

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