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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第12章 花火大会だよ!






黄瀬
「名字っち!
笠松先輩に抱きつくなら俺にカモンッス!」


名前
『は!?』


森山
「いや…笠松や黄瀬に抱きつくくらいなら俺に来て欲しい」


黄瀬
「初対面の人を抱き締められるのはよくないと思うッス!」


森山
「運命の相手だからいいんだ」


黄瀬
「森山先輩何人運命の人いるんスか!?」


森山
「今までの子は運命に見せかけた子で…本当の運命の子は名字ちゃんだ!」


黄瀬
「そんなの俺が許さないッス!
名字っちカモンッス!」


名前
『うるさいから黙って涼太!』

笠松
「うっせえよお前ら!」



涼太を殴った瞬間にハッ!と笠松さんと顔を見合わせて、手を取りグッと掴み合った

意志疎通というものなのか、多分考えてることは一緒だろう。さっき同じようなことを口に出してたし



名前
『駄犬の世話…大変ですよね』


黄瀬
「俺犬じゃないんスけど!?」


笠松
「あぁ…チャラチャラしてんしな」


黄瀬
「笠松先輩まで!?」


名前
『って言うより…笠松先輩女の人が苦手なのでは?』


笠松
「お前女だけど女じゃねぇ」


名前
『あー、さっきそんなこと言ったけど…キズツイタナー』


森山
「その傷…俺が癒してあげよう」


名前
『やだ、森山さんの発言イケメン』


森山
「笠松聞いたか!?
今名字ちゃん俺のことイケメンって言ったぞ!」


笠松
「だからうるせぇつってんだろうが!」


黄瀬
「いてっ!
何で森山先輩じゃなくて俺殴るんスか!?」


名前
『涼太、ハウス』


黄瀬
「だから俺は犬じゃないんス!」



思わず帝光の時の癖で言ってしまったが、彼はその時となにも変わらず同じように答えてくれた

あたしはそれが嬉しくて、心がほんわり暖かくなった










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