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第1章 本当の気持ち
リョーマside
聞こえなかったなんて嘘
まぁたしかに風が吹いて聞き取りにくかったけど
寧々の声を聞き逃すわけないじゃん
寧々のかわいい声を
でも、「聞こえなかった」って嘘を言ってしまった
別に嫌いではないむしろ好き
大好きなくらいだ
さっき「好き」といえなかったのは
少しの照れ隠し
でも寧々は泣いてるように見えた
寧々は笑った顔が一番かわいい
リョ「寧々!!」
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