第4章 足攻め◇忍足侑士◇
若干冷や汗を流す侑士。
過去に何回も経験しているからだ。
からの攻めを。
根っからのSであるはそう簡単に挿れさせてはくれず、結局いつも限界まで抜かされて力尽きるという事態になる。
「あかんて……俺がヤる」
「ダメ。私の足が興奮するんでしょう?もっと興奮させてあげるんだからさ……お前は鼻息荒くして跪いてればいいんだよ…!」
それを回避すべく、意味がないのを分かっていながらも反抗した侑士だったが……
に足で頭を下げられ、彼女に土下座するような格好にさせられてしまった。
男としてはかなりの屈辱。
「侑士……今日はどうされたい?ん?」
侑士と目線を合わせる為にしゃがんだは彼の顎をすくい、そして唇を指先でなぞる。
ピクッと反応する侑士を見てついニヤけてしまう。
「せやから俺がヤ……」
「そんな事聞いてないんだよ。そんなに俺からヤりたいんだったら……」
「クッ……」
「私の攻めに堪えればいいじゃない」