第4章 足攻め◇忍足侑士◇
「ちょっと、また足触るわけ?」
「ええやん、綺麗なんやし」
場所、宅。
今日1日ゆっくりと過ごせるという事で、侑士は彼女であるの家にお邪魔していた。
足を流すように座っているの隣で、美脚好きの侑士はいやらしく彼女の足に手を這わせている。
「触り方キモい」
「酷いなぁ……他にどうやるっちゅーんや……」
「触らなきゃいい」
「そらあかんわ……自分の足、堪らなく興奮するんやで…?」
そんなの知ったこっちゃねぇと言わんばかりに侑士を睨みつける。
彼女はどうも自分がやられる立場になるのがお気に召さない様子。
「はぁ……」とため息を吐いて乱暴に読んでいた雑誌を閉じると、は侑士の肩を思いっきり押して突き飛ばし、そしてこう言った。
とても冷たい声で。
「変態が」
「自分がそうさせるんやで」
「私?私の足でしょ?」
「まあ……そうやなぁ」
「だったら虐めてあげる。私の足で」