第6章 夜の相手
みゆき 「今日・・・夜私んち来て・・・」
いまだに笑みを崩さない直樹は少し黙って
直樹 「いいですよ。家はどこですか?」
と今度は優しそうな瞳で私を捉えた。
<そのころ>
明菜 「せんぱい、それでですね~」
拓 「え?あ、う、うん・・・そ、それより、明菜の友達の・・・ほら、あの子。仲いいんでしょ?」
明菜 「へ?あぁみゆきですか?ーーーみゆき、可愛いですよね!あのこ!人気意外と高いのに彼氏いない理由はですね?幼なじみがいるからなんです!仲いいし」
明菜がなぜか得意そうに言う
拓 「へぇ・・・・」
小さな恋の爆弾が怪しげな香りと共に埋まっていることをまだみゆきは・・・知らない。
波乱に満ちたみゆきの恋が、幕を上げる・・・。