第2章 出会いの始まり
『待ってよ!!!』
『お前みたいやつお断りだ!!』
辛くて、苦しくてそして、悲しくて
黒い渦が巻く。私を覆うように
「夢か・・・・・・」
鳥のさえずりが聞こえる。眩しいくらいの陽の光。そう朝だ
毎日見ている悪夢から始まる朝
すぐに学校の制服に着替えてリビングにいった
菜夏「お姉ちゃんーー遅いっ!!」
菜月「うるせぇよ!!!」
リビングに行くと美味しそうなご飯の匂い
そして、リビングには私が守らなちゃいけない大切な人
親は海外に主張だ。こんな、大きな家で3人仲良く暮らしている
「ごめんね、今日遅く帰ってくるね」
菜夏「まさか、男〜?」
「馬鹿、そんなはずないでしょ、しかも、私女子高・・・・・・ごちそうさまでした」
菜月「お粗末さまでした」
歯磨きをして、顔を洗って、髪の毛を結んで
準備万端。
「いってきまーーす」
それが、いつもの朝の様子だ
このあとあんなことになるとは知らずの始まりの朝だった