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君の隣で
第11章 クリスマスの願い
その日の夜、アリシアとバーニィは風船の倉庫へと忍び込み、風船と発煙筒をいくつか盗んだ。
「この発煙筒と風船を使って罠を仕掛けるんだ。場所は連邦基地の側の森がいいと思う。」
「どうして?」
「あそこなら他人を巻き込む心配がないだろ。」
バーニィは言った。
「そうだね!でも次はどうするの?」
「ガンダムを誘い込んで不意打ちをかける。そうすりゃ、ヒートホークでも勝てる。ははっ、楽勝だな、こりゃ。」
バーニィは笑った。
しかし、アリシアは何処か不安げだった。
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