第3章 サイクロプス隊
そのころ、シュタイナーとガルシアはキリングとこんな話をしていた。
「間違いありません北極から発射されたものです。このビデオは?」
シュタイナーは尋ねた。
「サイド6に寄航中の連邦軍と交戦した際、我が軍の兵士が手に入れたものだ。北極での君達の不始末がツキに救われたと言うところかな。」
「しかし、あの基地を研究施設と断定し1個小隊による奇襲を提案されたのは中佐だったと記憶しておりますが…。」
すると、キリングは言った。
「君の言う通りにしていれば良かったとでも言いたげだな。」
「では今回の作戦が失敗した理由は…。」