第7章 連邦軍の基地
しばらくしてチャーリーは大きな封筒を抱えて出てきた。
「待たせたな。」
チャーリーは封筒を置いた。
「いや、分かったかい?」
ガルシアは尋ねた。
「場所だけはな。工場を改造して使っているようだ。地図と工場の設計図が入ってる。設計図の方は改造前のものだ、あまり当てにならんぞ。」
そう言うとチャーリーは封筒をガルシアに渡した。
「手間かけたな。」
ガルシアは店を後にしようとした。
するとチャーリーは言った。
「手紙の方はシュタイナーに渡してくれ。」
「分かってる。」
ガルシアはドアを開けた。