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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第64章 劇物







「団長、この扉を開けたら恐らくハンジ分隊長が
勢い良く出てくると思います。お二人でそれを抑え込んで頂けますか?
その間に自分がこの薬を投与してハンジさんの意識を奪いますんで」


頼もしいモブリットの案にエルヴィン達は迷うこと無く賛成したが
・・・モブリットがやけに手馴れているように思えたのは
気のせいだろうか?

もう何度もこういう修羅場を潜ってきたような
落ち着き払ったモブリットに若干の恐怖を覚える。


三人は意を決して扉を開けて、ハンジが飛び出してきた所を捕獲し
薬を打って、無事ミケの救出を行った。


モブリットの言ったように、
ミケは死んだようにぐったりとなっていて急いで医務室に運ぶ。







その後、モブリットのカウンセリングを受けたミケは
「もう当分女とセックスなんかしたくない」と暗い顔で
語ったらしい。




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