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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第49章 男たちの戦い









――その頃、
第一訓練場では突然現れたリヴァイ対ミケの
対人格闘戦が行われていた。


エルヴィンが現れると思っていたミケは
リヴァイの襲撃に始めは驚いたが、
すぐに頭を切り替えて応戦する。


立体機動では兎も角、対人格闘でならリヴァイに負ける気はしない。


凄まじい攻防をする二人に周囲の兵士達は驚愕していたが、
滅多に見られない対戦なので観戦者が膨れ上がっていった。


彼らは何故このような対人格闘戦が始まったかなど知らないが、
今ではもうイベントのような扱いで、
どちらが勝つか賭けまで行われているようだった。


「ミケ・・・いい加減にナナシとの約束を無しにしやがれ」

「ナナシが『良い』と言ったんだ。おまえにそんな事
言われる筋合いは無い」

「エルヴィンよりでけぇ図体のてめぇとナナシじゃ釣り合わないんだよ」

「ほう?おまえはとうとう自分の小ささを認めたのか」



ミケの言葉にリヴァイはブチッと切れた。





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