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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第42章 買い物へ行こう☆








次に手芸屋へ向かい必要な物を買って、
それから食器などが売っている雑貨屋へやってきた。

キョロキョロと店内を見ていると、
ハンジから「ここで何か買いたいものでもあるの?」と尋ねられ、
ナナシは素直に答える。


「ガラス製のポッドが欲しくてな・・・・」

「ガラス?普通のポッドじゃいけないの?」


ナナバも首を傾げて聞き返す。


「普通のでも良いのだが、折角だから見て楽しめた方が良いと思って・・・」


その方がきっと疲れも取れて癒やされるはず・・・。

ナナシは、以前エルヴィンとリヴァイに淹れた花茶を
また振る舞おうと考えているのだが、ハンジとナナバは
花茶を見たことがないので何の事かわからないようだった。


結局ガラス製のポッドとガラス製のティーカップのセットを買い、
ナナシは満足気に荷物を抱えた。


「ついでにお菓子も買って行こうか」

「それ良いね~。費用はエルヴィンの財布から出そう!」

「ハンジ、それは流石に・・・」


ハンジの言葉には賛同出来ないとナナシが言うと、
彼女は「真面目だな~」と笑った。

どこまで本気だったのかはわからないが、
お菓子を買っていくというのは妙案だとナナバに同意する。







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