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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第36章 模擬戦








「ナナシ?」

「手が寒いから・・・少しの間温めてもらおうと思って・・・・」


もう冬だし・・・と、ナナシの苦しい言い分に
エルヴィンは特に追及せず「そうか」と言うと、
ナナシの手を握り返した。


それに安堵して、ナナシは大人と子供程違う手の大きさに
「本当に育ったな~」と感慨深く思いながら足を速める。



温かい手に心も温まった気がしてナナシは口元を綻ばせた。









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