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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第32章 メデューサの微笑?








「どうしてですか!?
ペトラにあんな事言う奴、許せるはずねぇッス!」

「わかっておる。ただ、こういうのは男が出て行くと拗れるものなのだ」

「じゃあ、どうすれば・・・!」

「私が女の振りをして穏便に済ませてくる」

「・・・・・は?」

「お主は動くなよ」

ナナシはオルオを制して足音を立てながら
ペトラ達の方に近づいていった。


「お話中失礼致します。
ペトラさん、リヴァイ兵士長がお呼びです。
至急お越し下さい」


ピッと敬礼しながら敬語で話し掛けると、
ペトラは目を見開いて驚き、お局様達(仮)は不機嫌そうに
顔を歪めてナナシを威嚇するようにガンを飛ばしてきた。

ゴロツキのようだと思いながら、相手の様子を窺う。


「何、あんた・・・新兵?」

「兵長には『ペトラは大事な用事で行けません』って
言っておきなさいよ。まだこっちの用事が済んでないわ」


その言葉に今まで顔色を変えなかったペトラが、
怒りの表情を見せた。

兵長の命令が絶対!なペトラにとって、
こんな下らない事で足止めを食らうのは許せない事だったからだ。


しかし、伝令を伝えに来たはずの新兵・・・もとい、
ナナシは威嚇をもろともせずあっけらかんと言い放つ。


「分かりました。ではリヴァイ兵長には
『ペトラさんは女性兵士達にやっかまれ、
喧嘩を売られていたので来れませんでした』とお伝えしておきます。
無論、貴女方の名前も添えて・・・ね」


ナナシの言葉にお局様達(仮)は、
青筋を立て怒りの矛先をナナシに向けた。





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