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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第27章 真の変態は誰だ?





「彼が昔どんな組織に属していたか、など関係無い。
今はここにいて・・・調査兵団の為に働いている。
その事実は揺るがない。過去は過去だ、そう思わないか?
リヴァイ」


エルヴィンはナナシの過去を垣間見たのだろうか?

ナナシが語ったとは思えないが、
何かをエルヴィンに悟らせてしまったドジを踏んだに違いない。

誘導尋問は我らが団長の十八番だ。
面倒臭いが、つまりナナシに過去を忘れさせ
調査兵団に尽くすように言い含めろという命令に他ならない。


了解だ、と言って今度こそリヴァイは団長室から退室した。





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