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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第25章 腹の探り合い





「わかった、では3日後に此方に来る。
ピクシスにも一言言っておかねばならぬからな」

「3日後?正式に迎えられるのは1週間後だが・・・」

「顔が割れる前に調査兵団員全員の力量をある程度見て回りたい。
顔を知られてからでは少々面倒だからな」

「それは構わないが・・・・君を一人にする訳にはいかない。
ここにいる誰かに中を案内させよう。
時間があれば私が君を案内したいところだが・・・・」

「そんな事したら目立ってしまうだろうが。一人で回る」

「ダメだ。誰かと一緒に行動しなさい」

「そんな事言われても・・・・」


平行線を辿りそうな展開にナナバが
「閃いた!」と言わんばかりに挙手する。


「リヴァイ班の誰かと一緒に行動させるのはどうだい?
壁外でも彼らと一緒に行動したから全く知らない関係でもないでしょ?」

「妙案だ、ナナバ。リヴァイ、君の班員に頼めるか?」

「・・・了解だ」


ナナバの提案を速攻で受け入れたエルヴィンが
リヴァイに指示を出して、あっという間に色々決まってしまったのだった。






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