過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】
第13章 重すぎる愛の告白
「いいや?彼は流行りのツンデレってヤツでね。
恥ずかしがって素直に頷かないだろう。でも大丈夫だ。
迎えに行った時ゴネるようなら私の部屋でゆっくりと・・・ゆ~っくりと説得するからね」
それ説得じゃなくて拷問だよねっ!!??
逃げろ、ナナシ!
捕まったらヤバイ!
戦力になるなら欲しいけど、これってエルヴィン個人の私情じゃん!
「早く白猫を飼いたいなぁ・・・・」
そんなエルヴィンの呟きを聞かなかった事にした三人は、
心の中で静かに手を合わせた。