第18章 最終章〜bitter&sweet2〜
大丈夫なつもりだったのに…
私は涙がぽろぽろと溢れ出した。
夜伽の時は、前もって心の準備をして…
絶対泣かないって決めていた。
でも、今は…
不意打ちの優しい言葉に
私の心は解けた…
「だって…寂しくて…
大丈夫って思ってても、
一人になったりする時間があると
やっぱり…」
「…そんなにいい男だったのか?
俺が…忘れさせてやるよ。
そんな男の心も…身体も。
代わりに俺を刻みつけてやる…」
私に抵抗する気はなかった。
「…っ…夏津…抱いて…
めちゃくちゃに…」