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新章イケメン大奥✳︎逆ハーレムの世界✳︎〔裏〕
第3章 春日局
やっとお話が終わり廊下に出ると
そこにいないはずの稲葉が
迎えに来てくれていた。
「稲葉…どうして?」
「廊下に控えていた者から
上様が大変…お疲れになったのではと
聞いたものですから…
お一人で歩けますか?」
「だだだ大丈夫です。」
瑠璃は自分の痴態を思い出し
顔を赤らめた。
慌ててその場を立ち去る瑠璃は、
近くに控えてくれていたはずの
火影の姿が消えていることに
その時は気付かなかった…
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