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新章イケメン大奥✳︎逆ハーレムの世界✳︎〔裏〕

第3章 春日局


……………………

瑠璃が目覚めると、書物に目を通す
春日局の姿が目に入った。


あれ?私…


はっ!と慌てて自分の姿を確認すると
いつの間にか寝間着を身につけていた。


「ようやく目覚めたか。」


「……申し訳ございませんでした…」


「わかっているとは思うが…
貴女の務めはお世継ぎを生むことで
あって、あのように意識を失うほど
乱れることではない。」


あまりの恥ずかしさに言葉も出ない。
でもその通りだ…

「はい…」


「まぁ良い。
貴女の身体が存外この任に向いている
ことは充分わかった。
ほら、その表情…
フフッ…男にはたまらないな。」


春日局様…意地悪……楽しそう…


瑠璃は涙目になりながら思った。
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