第16章 最終章〜sweet&sweet2〜
「新しい家はね、俺の里にも近いんだ。
って言ってももう家族はいないけど…
着いたら案内するよ。
それから…どこに行こうか。
瑠璃はもう自由に何処へでも行ける。」
「そうだな…京に近いなら
水尾様と御門に
お礼を言いに行きたいな。
火影とこうして一緒になれたのも
水尾様のお蔭だから…」
「…水尾様かぁ…」
「だめ?」
「瑠璃って…まぁいいや。
一回だけね。
俺も感謝してるし…」
「ありがとう。火影…大好きだよ。」
「俺も…幸せになろうね。」
二人は明るい未来の予感に
包まれながら暖かな眠りに着いた…
✳︎ sweet&sweet 終 ✳︎