• テキストサイズ

新章イケメン大奥✳︎逆ハーレムの世界✳︎〔裏〕

第14章 日向


愛おしそうに
その様子を見つめていた
日向が顔を上気させ
瑠璃に覆いかぶさる。

そして
まだぴくぴくと余韻を残す場所に
自身の猛ったものを押し付けた。


「くっ…」


呑み込まれていく感覚に
頭の芯が痺れる。

この世で一番愛しい女性。
初めて心から愛したひと。
そして結ばれる前から
別れが運命づけられていた…
そんな存在。

日向は思いのたけを込めて
瑠璃の身体をゆっくりと揺らす。


「瑠璃っ…あぁ…瑠璃…」


優しい律動に、瑠璃は
ゆっくりと確実に高まっていく。
そしてどうしても伝えたかった
言葉を口にした。


「っ…短い間でしたが…
日向様のようなお兄様ができて
…本当に嬉しかったです…はぁ…
貴方にお逢いできてよかった…」


「…瑠璃…有り難う…」


二人の長い夜は更けていった。
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp