第13章 上皇水尾【二】
「でも…可愛がって下さるって…」
目に涙が溜まっていくのが
抑えられない。
「だが、どう抱こうが俺の勝手だ。
お前、本当は襲われるのも
焦らされるのも好きだろうが?」
水尾様は、乳房を揉みしだきながら
首筋に噛み付くように口づけた。
っ…もう…敵わないよ…
「…核…陰核を…」
「そうか。どうして欲しいんだ?」
「水尾様の指で…ぐりぐりって…」
「ふっ…なんだぐりぐりって。
まぁいいだろう…褒美だ。」
水尾様の指が、ぷっくりしたその
紅い肉の蕾を捉え、初めは優しく…
そしてすぐに押すようにこね回した。
「あぁぁぁぁ…!!!…逝くぅ…!」
突然解放された熱い熱で
腰を高く上げ、太ももをびくびくと
痙攣させながらすぐに果ててしまった…
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「初めて会ったときは、田舎くささの
抜けない真面目そうな女だったが…
随分といやらしくなったもんだな。」
「…っひ…どい…はぁっ…はぁ…」
「いや…あの頃のお前も
不思議と俺を煽ったもんだが…
今のみだらなお前…
比べ物にならねえぐらいいい女だぜ。
今日はたっぷり哭かせてやる…」
肉芽に再び手が伸びた。