第2章 火影
火影の指先が瑠璃の太ももへ移動し
優しく身体の中心を触った。
「瑠璃様…すごく濡れてる…」
「!…いわ…ないで…」
「俺に感じてくれるんだね。
すごく嬉しい。
何度でも言いたくなっちゃうよ…」
そう言って笑う火影は
いつもみたいな
かわいい笑顔だったけど…
その指はすぐに瑠璃の敏感な蕾を捉え
執拗にこね回した。
「あぁっ!んっ…」
「我慢しないで…
瑠璃様の声いっぱい聞かせてよ。
今夜だけは
瑠璃様を全部俺のものにしたいんだ。」
くちゅくちゅくちゅ…
部屋に響くのは
あられもない瑠璃の水音と
切なげな声だけ。
「もうだめ…っ」
「何言ってるの?
まだまだこれからだよ…」