第1章 不安(主・潤)
翌日。
「なあなあ、ニノ~」
まずは隣にいるニノから。
今日はリーダーが個人の仕事で遅いので、彼に聞けるのは今がチャンス。
「ん~なんですか~?あっ、くそっ」
ゲームをしながらだけど、とりあえず返事をしてくれたので勝手に続ける。
「ニノさ、俺のこと避けてる?嫌い?」
ちょっと女々しくなってしまったが仕方ない。俺だって不安なんだ。
「なんですかいきなり。嫌いになんてなれるわけないじゃないですか。」
そう答えてくれたけど、目線は俺と時計と扉の三つで揺れている。まだ俺の不安要素は残ったままだ。
ガチャ
「ごめんごめん、すっかり遅くなっちゃった・・・」
そこに、リーダーが入ってきた。
「あ、リーダーおつか「智!遅かったじゃん!僕不安だったんだよ!?」
俺の言葉にかぶせてリーダーと話す犯人は・・・
ニノだった。