第7章 ~10月~
剣「あれってなんですか?」
翔「とぼけんなよ。」
剣「劇のことですか?」
翔「…………。」
剣「別に、どういうも何もないですよ。
ただの演技です。」
翔「演技であんなに#NAME1#が驚くかよ。」
え?
剣「へえ。先輩は#NAME2#のこと#NAME1#って呼んでるんですね。」
翔「何が言いたい。」
剣「俺、1年の時から一緒なんですよ?
好きになるに決まってるじゃないですか。
それなのに、先輩なんかに取られちゃうなんて、たまったもんじゃないですよ。」
翔「え?」
剣「今日、朝見ちゃったんですよ。
先輩と#NAME2#が一緒にいるところ。
ねえ先輩、俺にくださいよ、#NAME2##NAME1#。」
翔「何言ってるの?君。」
剣「理解できませんか?学年トップの方なのに。」
翔「そういうことじゃない。」
剣「だったら、どうしますか?
俺は譲りませんよ?」
智「あれ、#NAME1#ちゃん?」
嘘…………
バレた……………
智「翔くん!#NAME1#ちゃんいるよ!
あと、優勝したよ!翔くんいないから、俺らでもらっちゃった。」
翔「#NAME1#?いたの?」
「ごめんなさい。」
智「そうだ、#NAME1#ちゃんのクラス2位だったよ!」
「え?」
剣「#NAME1#、いいよね?」
「渡部くん?」