第3章 ～６月～

今日は大野先輩の家で、勉強会だ。
相変らず、女子生徒からの視線は痛い。


放課後。


大野先輩の家は、シンプルだけど絵とか飾ってあって可愛い感じのお部屋。
嵐様って言われるだけのことはあるかもしれない…………(まだ２人しか行ってないけど)


智「じゃあ、やろっか！」


雅紀「はーい！」


潤「一番できないお前らが言うな。」


智/雅紀「エヘヘ………………」


２人が一番点数が低いらしい。
大野先輩は300人中200位くらいで、相葉先輩は270位くらいらしい。
佐姫の方が、頭がいいんじゃないかと思ってしまう……。


ほかの３人は、一桁か、いっても１５位以内だと言う。
まあ、櫻井先輩は１位だけど。


あーあ、テストなんて誰が考えたのやら。
別に実力勝負なんてしなくても………って、いつもテキトーにやっている私は思う。