第3章 ~6月~
それから、数時間後。
皆「お邪魔しましたー!」
翔「あ、#NAME1#ちゃん送るよ。」
そう、私だけ駅に向かわなければならない。
みんな、近くに住んでいるのだが、私だけ2駅向こうなのだ。
「いえ、大丈夫ですよ。」
翔「でも、遅いし心配だから。」
智「じゃあさ、勉強会をする家の人が送ればいいんじゃない?
だから、明日は俺ね!」
皆「りょーかい!」
「いえ、あの、本当に大丈「ダメ!」」
和也「こういうときは、先輩に甘えるもんですよ?」
「………………わかりました。じゃあ、お願いします。」
どうしよう………………。
先輩たちみんなと、しかも一日一人ずつ違うなんて………………。
苦手意識が出ないといいけど。
女子生徒と会いませんように。
恨まれませんように。