第10章 ~1月~
和也「#NAME1#、おはよ。」
「おはようございます。二宮先輩。」
和也「ブー!やり直し。」
「…………………カズくん。」
和也「よくできました。」
って言って微笑んでくれた。
結局あのあと熱が下がらず、二宮せん…カズくんの家に泊まらせてもらった。
カズくんはずっと私のそばにいてくれて、タオルを変えてくれたり食事作ってくれたり、感謝してもしきれないくらいお世話してもらった。
今日は月曜日。
カズくんは、朝、私の家に迎に来てくれた。
これからは毎日来るって言ってるけど。
こういうことしてもらうと、なんか本当に付き合ってる感じがする。
本当に付き合っているのだけれど。
和也「なに変な顔してんの。」
「変ってなんですか!?」
和也「キモいよ。ニヤニヤニヤニヤ。」
「そんなことありませんから!」
和也「ほら、行くよ。遅れちゃう。」
ニノくんはさらっと手を繋いできて………
そんな少しのことでトキめいている私。
これから起こることも知らずに………