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大好きだから…(長編小説)

第2章 新しい属性!?


雲雀さんは、かえってしまった。かわりに……。



「すまん!極限に遅れた!」


と誰かが入ってきた。



「お兄さん!!」


「先輩」


「芝生頭っ!」


みんなそれぞれ違った呼び方をしている。



「あの、貴方は…?」


「おう、俺は笹川了平だ!…話は雲雀から聞いたぞ!!」


この人…了平先輩は、声がバカでかい。



「そういえば、ランボは…」


「あぁ、あいつは家で寝てるぞ」

「えっと、あの、話は…?」


「そうだな。お前、満(みちる)から属性のこと聞かされてるか?」


満とは、僕のお父さんのこと。
今は、門外顧問組織チェデフにいる。



「聞かされてる。たしか、7つの属性があるんだよね?」


「そうだ。それで、ここからがほんだいだぞ。」


「え?どういうこと?」


ツナたちが、身を乗り出す。



「新たな属性が発見されたんだ」



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