第1章 僕らの出逢い
「失礼します……」
一緒に出てきたのはいいけど、誰が誰だかさっぱりわかんない。
でも、クローム?ちゃんはわかった。
「よく来たね、君たち」
「チャオッス」
急にちっこい子が出てきた。
「うわっ!り、リボーン!!いつからそこに…」
赤ん坊…リボーン……。
っえ?ぇえ?
「貴方が、お父さんの言ってたリボーン!?」
「そうだぞ」
「君、リボーンのこと知ってるの!?」
「う、うん?」
もしかして、この人が小動物?
「小動物?」
あ…………。つい、口が滑っちゃった。
「小動物って…俺!?」
「えっと、ごめんなさい!さっき、風紀のひとが…」
「ひ、雲雀さんが!?……、ひどすぎです!」
すると風紀のひとがフッと笑った。