第1章 変わらぬ毎日
「シリウス、シリウス、起きて」
「んー、、、ミリアおはよう」
眠そうに目を擦りながら起き上がるシリウス
「おはようほらほら、こっち座って!」
シリウスを鏡の前の椅子に座らせ
ワックスを手につけシリウスの髪を整える
これも、私がいつもすること。
別にシリウスが自分で出来ないわけではないけど私が好きだからやらせてもらっている。
初めは嫌がっていたけど今はやらせてくれる。
私のセットが気に入ったんだって♪
「はい、できた!」
「おっ、さんきゅっ」
「はーい」
シリウスの身支度を済ませ、談話室に降りる